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覚醒と幻惑:見えないものとの対話

Awakening and Illusion: Dialogues with the Invisible

2022.3.19 [SAT] 17:00-20:00

Goethe-Institut Tokyo

震体測定

阪口智章 SAKAGUCHI Tomoaki

ここ (そこ)

前田菜々美 MAEDA Nanami

31 eyescream (abstract)

敷地理 SHIKICHI Osamu

記憶の人、

たくみちゃん TAKUMICHAN

Shall we Dine?

姥凪沙 UBA Nagisa

こ空間の死

武本拓也 TAKEMOTO Takuya

​閾- gray zone

中島りか NAKASHIMA Rika

。。(( 天使日記 ))。。

中谷優希 NAKAYA Yuki

すこしわかる

濱田明李 HAMADA Miri

イレモノ

長田萌香 OSADA Moeka

絶望的遅延装置

トモトシ tomotosi

儀式のための

佐野桃和子 SANO Towako

With Respect

小林勇輝 KOBAYASHI Yuki

ew um idk notthx

点子+靈樹 Tenko+Raiki

蜉蝣のやうに(ゲーテ・インスティトゥート東京編)

花代 Hanayo

記録作成:関優花+藤澤奈穂 Seki Yuka+Fujisawa Naho

Curator's note

 コロナ禍における移動や集まりの制限は、私たちが身体を媒介に共有してきた共通の領域を再編しつつある。人間同士の接触の不在は、新自由主義下の終わりなき生産と消費の欲望と結びつきながら、個々の領域の拡大を加速化している。握手や抱擁が許されず、生者を祝ったり死者を弔ったりすることも自由にできない中で、我々の身体に付きまとう紐帯、エネルギー、霊、ウイルスのような「見えないもの」は、常に除去 (除菌) されなければならない。

 哲学者のハン・ビョンチョルは、現状における他者との共鳴経験を失った兆候を指摘しながら、共同体の営みに欠かせない象徴的な力、つまり儀礼 (ritual) の新たな形態を発明すべきであると提言する。一般的に儀礼は、習慣化された行為を意味し、特殊な身振りと言葉、テクストの朗唱、行列や移動、物体の操作、特別な衣服の着用、食物や飲料の摂取といったパフォーマンスを伴う。重要なのは、儀礼が身体を媒介に自我を脱内面化し、他者や周りの 事物、世界と関係を結ぶことで共同体を体現あるいは再定義する点である。

 現在、パフォーマンスが抱える問題は、このような状況と決して無関係ではない。アーティストと観客間の密度の制約、空気の換気が求められる中で、パフォーマンスが観客に伝えてきた熱量や息吹、情動のような「見えないもの」の意味は、 従来とは大きく変わった。人間同士が集まる・触れ合う条件が崩れた現状では、パフォーマンスにおける儀礼も、その存在意義が問われていると言える。今必要とされるのは、パフォーマンスが持つ儀礼の力を辿ることで、共同体経験の在り方を想像することではないだろうか。

 本企画では、1960年代の現代芸術に見る儀礼及び現代社会における様々な形の儀礼を参照項としている。60年代の日本では、儀式や土着性に着目し、都市の風景を捉え直す前衛芸術、アングラ演劇が現れ、他の時代とは区別される独特な雰囲気を漂わせた。例えば、密教などをモチーフに言葉によるパフォーマンスを行った松澤宥、観客との接触の媒介としての演劇を「呪術」によって探求した寺山修司らが挙げられる。

 タイトルの「覚醒と幻惑」は、寺山の言葉である「醒めて狂うための集団的な祭儀」を参照し、魔的な状況や霊的な存在を呼び出す幻惑と、そこから日常現実に目覚めさせる覚醒が共在する境界的時間を探求するものである。それは、虚構と現実、個と集のメビウスの輪のような往還を、儀礼によって一時的に可視化することとも言える。各アーティストは、過去と現在における儀式、呪術、憑依、霊性、浄化、治癒、遊戯などを手がかりに、身体行為の媒介による集団的な儀礼を実践する。 

 今回の試みは、観客の感覚を眩ますと同時に現実への通路を作ること、約束すると同時に期待から外れていくことによって、「今、ここ」の「見えないもの」との共在を体現する共同作業である。コロナ禍で、あるいはそれ以降、パフォーマンスが持つべき力はどういうものであって、どこに向かうべきなのかという問いに迫る境界的時間になれればと考える。 

 

​権祥海 KWON Sanghae

姥凪沙  UBA Nagisa

1999年先天性の軽度身体障害者 (右手足耳が不自由) として誕生。2012年「平成26年度全国中学生人権作文コンテスト」東京都大会奨励賞受賞 (《15歳の決意》) 。2015年都立総合芸術高校美術科デザイン専攻入学、「ぬるめ、」(有志4人による展覧会) 企画、卒業制作展 (東京都美術館) に《ポーと、レイと、メーと。》出展。2018-2019年、MAD(Making Art Diffrent) や美学校を受講。2019年淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科入学。2021年東京芸術大学美術学部先端芸術表現科入学。

https://uba20.tumblr.com

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《千手観音のポーズ》Stilllive 2021, Performance view / Photography by NODA Yuichiro

長田萌香  OSADA Moeka

パフォーマー。幼少期よりダンスを始めアメリカ・シカゴの Columbia College Chicago でダンス学科を専攻し2018年卒業。在学中は様々なアーティストの作品に出演しながら作品を制作し現在はコンテンポラリーダンサーとして活動中。作品制作を通して社会の当たり前、常識に対する境界線の拡大を目標に、インプロと振り付けを織り混ぜて身体表現する
https://www.instagram.com/moeka_osada

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《Passing by…》Stilllive 2021, Performance view / Photography by NODA Yuichiro

小林勇輝  KOBAYASHI Yuki

1990年東京都生まれ。2014年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ学位課程卒業後、日本人として初めてロイヤル・カレッジ・オブ・アート、パフォーマンス科に入学、2016年修士号修了。自身の身体を中性的な立体物として用い、性や障害、人種的な固定観念に問いかけ、自由と平等の不確かな社会コードを疑い人間の存在意義を探るパフォーマンス作品を中心に発表。主な展覧会に「Experimental Film & Video Festival in Seoul "EXiS2021"」(国立現代美術館MMCA, ソウル・韓国) 、「小林勇輝 Art Works 2012-2021」(個展, TAV GALLERY, 2021) 、「居場所はどこにある?」(東京藝術大学大学美術館陳列館, 2021) 、「Tokyo Tokyo FESTIVAL Special 13 | TOKYO REAL UNDERGROUND」(旧博物館動物園駅, 2021) 、「Life of Athletics」(個展, VACANT, Organized as part of the "Dance New Air 2018" Festival) 、「アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2018」(ダッカ・バングラデシュ) 、「Re-Performance of マリーナ・アブラモヴィッチ回顧展 "The Cleaner"」(アーツカウンシル東京 東京芸術文化創造発信助成, ドイツ連邦共和国美術展示館, ボン・ドイツ, 2018) 、「共に行動すること : オノ・ヨーコ&リクリット・ティラバーニャ - Asakusa Scores for Christmas」(ASAKUSA, 2016) 、「ダダ100周年フェスティバル + SPIRAL : GALLERY VOLTAIRE」(スパイラル, “Stillllive with Nigel Rolfe” 名義, 2016) 、「Fluxus Water Pieces – Yoko Ono event scores from the collection “Grapefruit”, 1964.」(White Cube Gallery, ロンドン・U.K, 2015) など。主なプロジェクトに、2019年よりパフォーマンスアートを主体としたプラットフォーム「Stilllive (スティルライブ) 」をゲーテ・インスティトゥート東京にて主催など。
https://www.yukikoba.com

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Intuitional work session, Stilllive 2021, Performance view / Photography by NODA Yuichiro

阪口智章  SAKAGUCHI Tomoaki

1998年、東京都生まれ。多摩美術大学絵画学科油画専攻在籍。自身の生活の中で生じる心身の不一致や無気力な状態に陥ってしまった体験をベースに、身体を媒介としながらその輪郭を強調していくような作品を制作する。主な展覧会に「Agoraphobia」(いる派 (小寺創太+阪口智章+花形槙) 名義, Organized by Token Art Center, 東京隅田地区, 2021)「アッチ・向いて・ホイ」(サイレン601, 横浜・神奈川, 2021) 、「I was there」(東京造形大学アイスキューブギャラリー, 2019) など。
https://twitter.com/3O8iVhM37pfajaK

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《とある専業主婦のドキュメント》Stilllive 2021, Performance view / Photography by NODA Yuichiro, ISHIDA Yuki

佐野桃和子 SANO Towako

東海地区出身。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科在学。リサーチや取材などを作品制作のベースとし、そこで出会う人々を通して知る社会問題や当事者性など、アートが他者とコネクトする力を模索。主な発表に、 「LIFE WORK 2021 20th」(愛知芸術文化センター, 2021) 、「Tara Jambio Art Project」(春香川県三豊市粟島会場, 2021) 、「Stillive Performance Art Platform」参加。(2019-) など。主な活動に、茶臼山高原の美術館にて滞在制作及びワークショップ活動 (2020-) 、「Innovation Summer College in 南足柄」アートコース(Mother Earth Project presents)ワークショップ企画運営 (2020) 、 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」明後日新聞文化事業部編集長など。

https://www.instagram.com/peach_and_peace

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《no woman admitted》Stilllive 2021, Performance view / Photography by NODA Yuichiro

敷地理  SHIKICHI Osamu

1994年埼玉県生まれ。振付家/ダンサー。東京藝術大学大学院修士課程修了。自分を客観的に見ることが不可能な中で、物質的に最も近い他者を通して自分の現実感を捉えることをテーマに制作を行う。その過程で身体の物資的な境界を確認し、曖昧にすることに関心を持つ。主な発表に『happy ice-cream』(横浜ダンスコレクション2020) 、『shivering mass, loose boundary』(TPAM2020フリンジ) 、『blooming dots』(豊岡演劇祭2020フリンジ/CAF賞2020/TPAM2021フリンジ) 、『Juicy』(横浜ダンスコレクション2021) など。主な受賞に「横浜ダンスコレクション2020」若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞。
https://linktr.ee/osamu_shikichi

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《イノセントフラフープ》Stilllive 2021, Performance view / Photography by ISHIDA Yuki, SAKAI Toru

たくみちゃん  TAKUMICHAN

1988年東京生まれ。東京都在住。分断のない世界をつくりたい。その過程で独自のインプロヴィゼーションを構築する。パフォーミングアーツ・美術・演劇など領域横断的に活動し、2018年より自身が審査員を務め優勝を決めるコンペティション「たくみちゃん杯」を主催する。身体表現メソッドを他者と交換可能にする試みとして、ワークショップの活動も積極的に行う。
http://takumihashimoto.info

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《Faust》Stilllive 2021, Performance view / Photography by NODA Yuichiro

武本拓也  TAKEMOTO Takuya

1990年群馬県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。美学校 実作講座「演劇 似て非なるもの」第4期修了。同時期にアクショニスト、首くくり栲象に師事し、表現とその態度を学ぶ。人の前に人がいる。あまりに何でもない、しかし途方もないその事象にある要素一つ一つと関係を取る事をテーマに、立つ・歩くなどの根源的な動作のみで構成された上演を行っている。舞台の上で何かが問題になる前の、生きている上で続いている長回しの問題に、この上演を介して取り組んでいる。これまでのソロ公演に「正午に透きとおる』(TPAM2019) 、「象を撫でる」(2018) 、「あらわれる」(2017) など。自作のほか、悪魔のしるし、生西康典、神村恵、百瀬文などの作品に俳優・ダンサーとして出演。

https://www.takemototakuya.com

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Stilllive 2019, Performance view / Photography by Kohta Kataoka, Courtesy of Stilllive, Goethe-Institut Tokyo

点子  Tenko

1996年ドイツ生まれ。アーティスト/モデル。3歳までロンドン、13歳までベルリンに暮らし、東京へ。2004年にモデルとしてデビューし、雑誌や広告、映画などに出演。高校卒業後はロンドンへ渡り、セントラル・セント・マーチンズでアート・キュレーションを学ぶ。現在はパリと東京を行き来し、エッセイなどの執筆のほか、映像とアートディレクションも手がける。
https://www.instagram.com/tenkotranslates

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Intuitional work session, Stilllive 2021, Performance view / Photography by NODA Yuichiro

トモトシ  tomotosi

1983年山口県出身。豊橋技術科学大学卒業 (建築意匠) 。建築設計・都市計画に10年にわたって携わったのちに、2014年より美術作品の制作をはじめる。「都市の不完全性」に着目し、都市空間や公共ルールに歪みを生むアクションを加えていく作品を得意とする。2020年より西荻窪にて「TOMO都市美術館」を運営。 主な展覧会に「黄金町バザール2021 -サイドバイサイドの作り方」(横浜・神奈川) 、「水の波紋展2021 消えゆく風景から ー 新たなランドスケープ」(Organized by ワタリウム美術館, オンサンデーズ) 、「4面鏡 / Quad Mirror」(PACEL, 2021) 、「ミッシングサン」(個展, TOH, 2021) 、「ヘルニア都市」(個展, トモ都市美術館, 2020) 、「遊園地都市の進化」(RELABEL Shinsen, 2020) 、「有酸素ナンパ」(個展, 埼玉県立近代美術館, 2019) 、「あいちトリエンナーレ2019」(豊田市・愛知) など。
http://tomotosi.com

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《停滞のトレーニング / The Training of Stuck》Stilllive 2021, Performance view / Photography by SAKAI Toru, NODA Yuichiro

中島りか  NAKASHIMA Rika

1995年愛知県生まれ。ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツで現代美術を学び、2018年に卒業。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科に在籍。サイトスペシフィックな空間インスタレーションからパフォーマンス、都市空間へのパブリックな介入まで、複数の形態を用いる。リミナリティと中間性の概念に興味を持ち、公的なものと私的なものの間の非二元的な関係を探りながら、身体とアイデンティティの社会的構築を指し示すジェスチャーを通してアートのカタルシス的機能を模索する。主な活動に、「I tower over my dead body.」(Gallery TOH, 2021), 「Bodies On The Matter」(TOMO都市美術館, 2021) 、「A Waiting Room」(ゲーテ・インスティトゥート東京, 2020) 、「都市のみる夢」(東京都美術館, 2020) 、 「ALL TOO HUMAN CAPITAL」(Rootstein Hopkins Parade Ground, 2018) 、 「Private Property No Rights of Way」(Peckham, 2017) など。
https://www.rikanakashima.com

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《Drifting architecture》Stilllive 2021, Performance view / Photography by YAKUSHI Kunihiro, SAKAI Toru

中谷優希  NAKAYA Yuki

1996年北海道生まれ。2020年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科、coconogacco プライマリーコース修了。文化服装学院在籍。体や時間の止まった対象を自分の体にインストールし、その意味を更新してゆくパフォーマンスとインスタレーション作品を中心に発表。主な展覧会に「群馬青年ビエンナーレ2021」(群馬県立近代美術館) 、「居場所はどこにある?」(東京藝術大学大学美術館陳列館, 2021) 、「大京都 2021 in 亀岡 移動する有体 構想報告展」(かめきたサンガ広場, 京都, 2021) 、「ALLNIGHT HAPS 2020:Probable Cause」(HAPS, 京都, 2020) 、「Rêver 2074」(東京藝術大学大学美術館本館, 2017) など。主なプロジェクトに、レジデンス「京都:Re-Search 2018 in 亀岡」に参加。

https://packing-fieldhospital.work

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《レジリエンス, ヒュギエイア》Stilllive 2021, Performance view / Photography by SAKAI Toru, ISHIDA Yuki

花代  Hanayo

1970年東京都生まれ。玉川大学文学部美術学科彫刻専攻在学中にパリへ留学、その後1989年に向島で半玉修行を始める。1995年に花柳界を引退し渡英。現在、東京・ベルリンを拠点に、写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルとして多方面で活動を展開。自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこれらに音楽や立体表現を加えたインスタレーションを発表。国内外での多数のグループ展・国際展に参加、ライブ・パフォーマンスも行う。主な個展に「ウツシユメク二」PARCO GALLERY(東京、2000年)、「hanayo」Palais de Tokyo(パリ、2002年)、「hanayo Ⅲ」タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(東京、2017年)など。主な作品集に『ハナヨメ』新潮社刊(1996年)、『MAGMA』赤々舎刊(2008年)、『berlin』月曜社刊(2013年)、『点子』Case Publishing刊(2016年)、『花代の世界 地下活動半世紀』河出書房新社(2021年)など。主な音楽アルバムに「wooden veil」(dekorder、2009年)「Gift /献上」(DHR Geist、2000年)など。

http://www.hanayo.com/

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© Hanayo/schlingensief

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《雲峰のたぬき婆さん》2021, performance view / Photography by Ryo Mitamura

濱田明李  HAMADA Miri

1992年高知県南国市生まれ。武蔵野美術大学油絵専攻油絵学科卒業。パフォーマンスで作品をやり始めしっくり来る。その中では、達成を目指さなかったり、中止したり、その場所の特性を取り入れたり、オブジェを持ってきて、しばらくのあいだに起きる一連のことを観客と共有するというのが特徴。2017年から2019年位までのメキシコに住み、好奇心の赴くままに学ぶ。他のアーティストとの有形無形の恊働や自主企画にも積極的。
https://ipamia.net/miri-hamada

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《RETIREDINVELUNTEER》Stilllive 2021, Performance view / Photography by SAKAI Toru, ISHIDA Yuki

前田菜々美  MAEDA Nanami

1994年愛知県生まれ。2017年東京芸術大学音楽環境創造科卒業。2020年ゲント王立芸術アカデミー修士号修了。前田菜々美は日常生活に潜む隠されたものたちを観察するアーティストである。彼女は自身が「潜在的非日常」と名付けた、予期もされず見過ごされるであろう、平凡さの中に紛れ込みその身を隠す美しいマジックの形跡たちを探し求める。それらは不可解なオブジェ、都市を構成するバカバカしさや、どうも居心地の悪い状況との出会いの中で発見される。主な展覧会に「neighbourhood # The Hidden Garden」(KASK, ゲント・ベルギー, Organized as part of the "GRADUATION KASK Master of Fine Arts project", 2020) 、「neighbourhood #03 MOUNTAIN」(Kolder, ゲント・ベルギー, Organized as part of the "n o s h o w s h o w, RADUATION KASK Master of Fine Arts project", 2020) 、「Zero Years - mediakunst at zomerfabriek」(Zomerfabriek, アントワープ・ベルギー, 2020) 、「A Strange World Is Afoot Here Already」(Stamba D block, トビリシ・ジョージア, 2019) 、「neighbourhood #04 POOL」(KASK & CONSERVATORIUM School of Arts Ghent, ゲント・ベルギー, Organized as part of the "MAP #99" Exhibition, 2019) 、「HYDRA」(Geitstraat 92, ゲント・ベルギー, 2019) など。
https://nanamimaeda.com

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《Just Stuffed》Stilllive 2021, Performance view / Photography by ISHIDA Yuki, NODA Yuichiro

靈樹  RAIKI

16歳。多角面的なパフォーマンスを様々な方法や媒体を用いて創作。

​https://www.instagram.com/raiki_yamamoto/

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@ RAIKI

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